2月はじめ、太宰府市で建築中だったS様邸が完成しましたので
竣工検査・引き渡しに立ち会ってきました。
設計:大石和彦建築アトリエ
施工:溝江建設
サポート:フォルツァ
左は玄関アプローチ。家の中へはくるっと回り込むように入ります。
中庭の格子があって、2台分の大きなインナーガレージ+外に来客用駐車ゾーン。
玄関まで回り込んでいく動線とか、
ガレージ、玄関アプローチ、住宅本体の3つの壁があるおかげで、
実際の距離とは別の、心理的な距離感も得られます。
出入りしやすいように外部に面してすぐに玄関をつくるのか、
あるいは、ちょっとした遠回りで演出するのかは、それぞれの好み・コンセプトですね。
ちなみに私個人的には、遠回り派。余韻を感じられるのがいいですね。
さて、内部は、中庭が文字通り家の中心となっています。
こちら、まだ格子が付いていないときの別日の写真です。
格子が付いた状態では、外から中はほとんど見えません。
地面はタイル敷ですっきりと。
植木たち、これからどんどん緑が冴えてきますから、
春にはきっと、白い外壁とよく合ってもっと美しくなるでしょう。
この日は、手直し工事をした箇所を再度チェックし、
S様の承認を得た後、お引渡しの手続きを行いました。
竣工写真が完成したら、あらためて当サイトの実例集でご紹介したいと思います。
キッチンの写真をすこしだけ。
リビングが見渡せる位置にあり、冷蔵庫やパントリーは裏側に余裕をもって配置されています。
右側の写真、わかりにくいかもしれませんが
可動式カウンターテーブルが腰壁から出てくるんです。
簡単な食事で手軽に使いたいときや、サブで使いたいときに便利ですね。