建築家とは、住宅などの建物の「設計」※1と、現場で工事のチェックを行う「工事監理」※2をメインにしている人です。
建築家との家づくりでは、建て主は建築家と「設計監理委託契約」を、工事会社(工務店)と「工事請負契約」をそれぞれに結びます。
最も大きな特徴は、この「設計」と「工事」の依頼先を分けるということ。建築家となら、設計の専門家と自分たちの暮らしにあった家づくりについて、希望や好みを反映させつつ時間をかけ、納得のいくまで十分な打ち合わせを重ねられ、工事中は工事会社とは別の立場で監理をしてもらえるのです。また、設計の打ち合わせ完了後、工事会社を相見積りで選ぶ際に、見積り内容をチェックすること、建て主にかわって役所へ確認申請を出すことも建築家の大切な仕事のひとつです。
※1「設計」とは、建て主の要望を十分に聞き、それを図面などの形に表現していく作業をいいます。 ※2「工事監理」とは、施工業者と別の立場で現場に出向き、工事の進行状況や工事内容をチェックすること。設計図通りに作られているか、使用する材料、設備の種類は間違いないか、幅広く綿密な確認作業が行われます。完成すると見えなくなる構造などもチェックし、問題点があれば手直しを行うよう工事業者に要請します。建築家は図面よりも良い建て物になるように、また現場で決定した方がより良いものを決定、指示するために、足しげく現場に足を運びます。 |