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新築一戸建て

loophole

福岡市南区

家族構成
夫婦+母+犬
構造規模
在来木造2階建て
用途
専用住宅
敷地面積
155.5㎡(47.04坪)
建築面積
92.42㎡(27.96坪)
延床面積
117.18㎡(35.45坪)
建築家・設計監理
ソルト建築設計事務所
施工
株式会社 藤匠住宅
Photograph
Kouji Okamoto
FORZAコメント
お母様と同居されることがきっかけで、家づくりを決意された建て主様ご夫婦。
多くのハウスメーカーの展示場見学などを経て、ご夫婦がたどりついた答えは”自分たちの思うとおりの家を建てたい”希望を実現してくれる、建築家との家づくりでした。

フォルツァの家づくりサポート開始は2014年1月。土地探しと並行して、建築家選びを先に行いました。三名の建築家と面談した結果、建て主様ご夫婦が選ばれたのは、ソルト建築設計事務所の西岡さん。熱意と、土地の特性を活かしながら住む人の事も考えた建物をつくる姿勢にも共感し、西岡さんといっしょに家づくりをしたい!と依頼を決められたそうです。

パートナーとなった西岡さんのアドバイスもあり、次の年、土地もようやく決まりました。通勤にも暮らしにも便利な場所がいいねと探して出会ったのは、古いアパートが建っていた土地。間口が狭く、奥に細長い土地で、ここに3人で快適に暮らせる家が建つのかしら…
そこは建築家の腕の見せどころ!設計打ち合わせを何度もやっていく中で、最初、シンプルな箱型だった建物の形も、だんだん見たこともない複雑な形に変化。サポートしている私達も”いったいどんな家ができるんだろう”と、とてもワクワクしたのを覚えています。

細長い土地にならんだ箱がひとつおきにずれた複雑な形をしているので、コンクリートの家かなと勘違いしてしまうかもしれませんが、ちゃんとした木造の住宅です。完成度の高い仕事をしてくださった藤匠住宅さんの技術力にはいつも驚かされます。

家づくりサポート開始から完成まで2年4ヶ月。淡い色合いとすっきりした線でかたどられた空間につつまれると、安心してゆったりした気持ちになる…建物って不思議で面白い!と感じる瞬間です。
くつろいだり、語らったり、インスピレーションを得たり、この「loophole」という住宅も家族のひとりのように仲良く付き合って、これから暮らしていただけたらと願っています。 閉じる
建築家コメント
年配のお母様と同居されるご夫婦のための住宅です。

南北に7.2m幅、東西に22mの長さを持つ細長い敷地に対し、7つの棟をずらすことにより、採光を確保しながら、長手方向の「抜け」によって、空間の奥行きを得ています。

敷地南側に隣地2階建家屋が建ち迫っており、いかにして採光・通風・プライバシーを確保するのか工夫が必要でした。
また、敷地東側も賃貸駐車場で不特定多数の視線があるため、開口部を制限する必要がありました。

そのような条件の中で、間口7.2mの幅に対して、必然的に部屋は東西にずらりと一並びとなります。
それら数珠状に並んだ部屋をひとつおきに北へずらし、南側に光溜りのスペースを設けることによって、室内に光と風を取り込み、全ての部屋が外部と密接な関係となるように計画しました。
敷地の長手方向に貫く視線は、数珠状に連なった室内空間の重なり、開口部を介して内と外を繰り返す風景を貫き、空間に抜けと奥行を与えています。

内部空間は、天井高が低い箇所(1900mm)と吹抜、閉鎖的な場と開放的な場など変化に富んでおり、それら表情の異なるひとまとまりの場がずれながら数珠状につながることによって、空間に一連の緩やかな流れを作り出しています。2階奥の和室は離れとして一旦屋外に出てからアプローチする構成になっており、流れの中に内と外の変化を与えています。

個々の空間が自律した強度を持ちながら、全体として場が流動的につながっていくことで、空間に内包される安らぎを感じ、内と外、建築と自然が混じり合いながら空間が拡張していきます。 閉じる

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