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新築一戸建て

HOUSE Y

佐賀県唐津市

家族構成
夫婦+子1人
構造規模
木造2階建て
用途
専用住宅
敷地面積
260.84㎡(78.90坪)
建築面積
91.61㎡(27.71坪)
延床面積
136.8㎡(41.38坪)
建築家・設計監理
平野公平建築設計事務所
施工
株式会社原口建設
Photograph
Kouji Okamoto
FORZAコメント
土地探しから始まった、Y様邸の家づくり。
フォルツァでの最初の出会いは、2016年・春の事でした。

ありきたりでないデザイン、そして自然と人が集まる暖かな住空間の両方を実現したいとのお気持ちから、こだわりの家づくりはスタート。

コンペにより決定した設計士の平野氏からは、木目の様々なテクスチャーが混在する印象的なデザインと、「将来的には店舗を開きたい」とのご夫妻の希望を叶えるべく パブリック空間とプライベート空間が負担なく仕分けられた、完璧な間取り・動線計画が提案されました。

繊細なディテールと、ダイナミックな構造現し仕上げ。
素材の温度がそのまま伝わってくるような、他にはないデザインの住宅がこの春、菜の花畑の向こう側にポッと花開きました。

無垢ならではの居心地の良さが魅力の新・Y様邸で、ご家族の新しいストーリーが紡がれていく事を期待しております。 閉じる
建築家コメント
敷地は長閑な田園風景が広がる恵まれた環境に位置しており、形状は細長く奥行きがあるものの、南北に接道があり通り抜けができました。
また、住み手の要望で特徴的だったものが1階の一部を将来、日本舞踊の教室、子供服の販売といった店舗としても利用できるようにしたいというものでした。これらを考慮し計画をしていったところ、単純な切妻架構が連続した細長い建物になりました。

配置計画は建物をやや東側によせており、東側を勝手口など住人のサービス動線とし、西側にはパブリックな性格の通り抜けができる幅5mほどの空地を設けています。
東側隣地には同じような通り抜けの空地があるため、ちょうど建物の左右に同じようなスペースができ、急勾配の切妻の形状も相まって東西の隣地に対して十分な距離を確保しています。
南北の道路、東西の空地により確保された距離をアドバンテージとして、1階部分を開放的な作りとすることで、恵まれた周辺環境を生かした計画としています。

プランは南北の両端に土間を設け、中央部は多目的に利用できるフレキシブルなスペース、収納及び水回りのコアを設けています。
田園風景が望める南側は室内化された土間、北側はガレージや作業場として外部化された土間とし、環境の良い周囲に対して開いた構えとしています。
南北の土間は中央の多目的室からはテラスのような中間領域としても機能しています。また、多目的室の将来の店舗利用を考慮し、梁に建具溝を設け、使い方に応じて適宜仕切ることができる設えとし、西側の空地、北側の土間から直接出入りできるようにしています。

2階は小屋裏のような三角の断面形状となっており、寝室や子供室などの主に家族のプライベートなスペースとして利用しています。
南北は土間の吹き抜けを介して外部環境とつながっており、洞窟的な落ち着きと開放性が両立しています。
また、三角形の断面形状は登り梁のスラストを抑える合理的な形状にもなっており、中央の束柱を省略し、最大限の気積を確保しています。これは農家建築の小屋組に見られる叉首構造を参考にしており、大きな気積の屋根形状が周囲の田園風景と親和性のある景観になることを意図しています。 閉じる
お客様の声
自分たちで気になっているイメージを建築家さんと共有して、そのあとあんまり細かいところは口出ししないというか、「投げる」みたいな感じが良いかなと思います。
【インタビュー記事はこちらから】 閉じる

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