家づくり中のお客様に同行して、
ユカリラ(全空気式床冷暖房システム)の見学に行ってきました。
福浜にあるショールーム。昨年秋に完成したばかりだそうです。
「ユカリラ」の仕組みを簡単に説明すると・・・
エアコンの風を、室内に出すのではなく、専用のダクトを通して、まず床下のパネルへ流すそうです。
パネルに蓄えられた空気が効率よく床、そして壁を内側から温めて
家の中にいる人はその輻射熱で、じんわりと暖かさを感じるということだそうです。
床暖房と違って、床材を選ばないそうで、これもメリットですね。
詳しくは、「ユカリラ」の公式ウェブサイトをご覧いただければと思います。
断熱材の材料となる繊維のサンプルも見せてもらいました。
アップルゲートセルロース断熱の材料には、自然の木の繊維(アメリカの新聞)がつかわれています。
ここでは防音性能のテストを見せていただきました。
写真の、セルロース断熱材の木の繊維が詰めこまれたバケツの中央に携帯電話を入れ、
その状態で携帯の着信音を鳴らしてみたところ…たしかに音が小さくなってる!
というわけで、お話を聞き、体感して、あっという間に2時間ほどが経過。
色々と勉強させていただいて、貴重な体験をありがとうございました。
暖房ひとつとっても、性能、使い勝手、コストパフォーマンス、見た目と雰囲気も様々です。
気になったものは聞いて、試して、納得して設備も選んでいただきたいと思います。