福岡市西区で今年の春に着工した、S様の家。
先日お引き渡しを行うということで、立ち会ってきました。
設計:柳瀬真澄建築設計工房
施工:道津建築舎
サポート:フォルツァ
場所は西区の住宅地。こちらが新しく完成したお家の顔。
前回の記事(上棟式)の1枚めに掲載した写真とほぼ同じ位置で撮影してみました。
やっぱり完成すると存在感があります。
室内に入ってみます。
リビングは無垢の床材もきれいだし、吹き抜けの天井も気持ちがいいし、漆喰の壁もすてきだし、
どちらもきれいで、結果写真のポイントが中途半端に…(お許しください)
リビングのとなりがキッチンとダイニング。
ダイニングの腰高の窓は、隣家が迫っているため乳白色の半透明ガラスが入れられています。ちょうど午後の日差しが庭の枝木の影を窓ガラスに落としていて、それだけで一枚の絵のよう…美しい。
リビングから二階の階段を上がると
家族のワークスペースと寝室、子ども部屋があります。
天井には天窓。光が落ちてくるから、暗くなりがちな家の中心も明るいです。
階段の下には、最近よく見かける床置型のエアコン。
パワフルに運転していました。
引き渡しを行うにあたって全員で建物のチェックと
関係書類の確認を行います。
こちらは家の外。正面に植えられたシンボルツリーは紅葉。今はまだ枝の状態ですが、暖かくなる頃には新緑が芽吹いて、この壁の色ときれいに調和するよ。と設計の柳瀬さん。
想像しただけできれいなんだから、実際はどれだけ美しいんだろう・・・早く見てみたいです!
最後の1カットは内庭のデッキに設えられたベンチ。見た途端、心に「いい!」の嵐がブワッと来ましたよ。
何だか、大好きなあの人と待ち合わせしているような気分になる、そんな場所♪(家なのに^^)
このL字型になってるのがいいんです!
というわけで、写真多めにお届けした、S様邸お引き渡しの様子でした。
お引っ越しは年内にされて、年末年始は新しいお家で過ごされるそうです。
S様の家づくりのテーマは
◆20年後も素敵な家。
◆経年変化を楽しめる、愛着を持てる木の家。
◆外の景色にすっと馴染む、『でも、何かいい感じだね』と思えるような家。
というものでした。
私から見て、しっかりテーマを実現できていると思います。
とても優しくて、親密感があって、美しい住宅が完成しました。
工期延長で当初の予定とずれてしまったこともありましたが、
今日この日を迎えて、ほっとされたS様ご夫婦の表情が印象的な一日でした。。。