前回、ブログで紹介したI様ご夫妻のための建築家コンペ。
結果、ろく設計室の平田大和氏を
家づくりのパートナーとして選ばれました。
決め手は、
「眺望の良さを一番感じられる提案だったから」
ということでした。
コンペに参加していただいたお二方、とてもよくI様ご夫婦の要望や新しい家でやりたいことをよく読みこんでくれていて、それぞれに独自の案を出してくれました。
コンペのたびに、同じ条件を出しているのに一つも同じプランがないことに驚かされます。
なので、当然お施主様の方はとても悩まれます。
どのプランも一生懸命考えてくれて、しかも本人が目の前で説明してくれている。
・・・難しいですよね。
でも、決めなきゃいけません。
フォルツァの建築家コンペに参加してもらう建築家さんは、お客様の要望を聞き入れつつ、
どの方も、そこにご自身が建築を通して表現したいこと、エッセンスを加えてきます。
それはデザインとは限らず、環境のことだったり、素材のことだったり、こだわりは建築家それぞれ。
なので、フォルツァがお客様にお話ししているのは、コンペのときのプランが絶対ではないということ。
設計のプロとして要望を読み取り、掬い上げ、反映させることはとても重要なことなのですが、
それよりも、もう一歩進んで、その建築家独自の美学だったり、敷地を見て浮かんだアイデアだったり、
マイナスをプラスに転じるユニークな工夫だったり、そういう部分こそ建築家と家づくりをする面白さだったりします。
プランと、それ以外のところを含め総合的に判断してもらうため、
フォルツァでは、特別に作成した『コンペ評価表』を準備しているんですよ。
設計監理委託契約を結べば、半年から一年ほど掛けて設計の打ち合わせをいっしょに進めていきます。
苦しい時も楽しい時も、この人ならいっしょにやっていける!という気持ちを大事に、
家づくりのパートナーを選んでほしいなと思っています。