筑紫野市で家づくり中のK様。
3月に設計監理委託契約を行い、約6か月間、プランの打ち合わせを進めてこられました。
先日、久しぶりにお会いして、基本設計完了の確認をフォルツァで行いました。

表情のあるすてきなアプローチは、高田さんの設計ならでは。
設計は、高田宏明アトリエの高田さん。
テーブルに出したこの分厚いファイルは、すべてK様との家づくりのための図面や資料。
設計図面は、A3以上の大きな紙面で見ないとどうしても細部が分かりづらいですからね。
卓上にこの大きな図面を広げて、基本設計の最終の確認です。

このボリュームが今までの打ち合わせの濃密さを語っているよう。
基本設計では、面積や構造、間取りや造作家具の配置、壁や床などの材料、主要な設備(キッチン、水廻り、冷暖房器具)を決めていきます。
逆にまだこの段階で決めなくてもいいものは、材料の色、コンセントの数・配置など細かい部分などでしょうか。
特に色味に関しては、現場で実際に見本をみて確認するのが良いみたいです。
確かに、カタログの小さな色見本ではよく分からなくて、施主は迷いがち。
建物の外観は、その周辺の建物とともに地域の風景になるものだから、「その建物に似合う色」も候補に入れて、しっかり考えましょう。

半年からずいぶん建物のかたちも変わりました。
これはK様邸の模型。上から見るとS字のようなちょっとかわった形をしています。
これには理由があって、間取りに【家相】を取り入れたから。
あちらを立てればこちらが立たずで、家相を取り入れた家づくりはなかなか大変そうですが、高田さんも労をいとわず取り組んでくれ、K様の納得のいく間取りに収まりました。
次は本見積をとるために詳細を決めてゆく実施設計に進みます。