お母さんと夫婦、子どもさんが暮らす二世帯住宅の家づくりをしてこられたT様一家。
先日、お引渡しとなりました。
■設計:陶山設計工房
■施工:桑野組
■サポート:フォルツァ
T様より家づくりサポートのお申込みをいただいたのが2014年2月。ご実家の建て替えだったため、建築家探しからスタート。
「より良い家のためなら完成時期は特にこだわらない。」ということから、家づくりの合間にオープンハウスやイベントに参加していただいたりして、じっくりと進めてゆかれました。
前面道路から玄関まで高さがある敷地のため、車庫と玄関を起点に、内部は半階ずつ階層を上がっていくような空間構成。
暗くなりがちな家の中央にある階段も、天窓から入る光のおかげで明るい雰囲気に。
こちらはダイニング。元々ここにあったご実家も、眺めの良いこの方向に窓が開けていました。
「新しい家でもこの眺望を取り入れたい」という最初のご要望がちゃんと実現できています。
外の緑は公園の桜の木。山もきれいだけど、こちらもすばらしい!設計の陶山さんがお気に入りの席からのワンショット。
子ども部屋には、設計の陶山さんが考えた『雲梯(うんてい)』。こんなものも出来るんですね!
聞けば、既製品でも色々あるけども、取ってつけた感が出てしまうので設計して製作したそうです。
キッチンはオールステンレスがご希望だったため、トーヨーキッチンで。
GAGGENAU(ガゲナウ)食洗機やオーブンを完備。まさに質実剛健という感じです。
この竣工検査に至るまでは、設計事務所による検査と施工会社による検査を行いました。
この日はそこで出たダメ工事がちゃんと手直しされているかのチェックと、さらに我々と建て主さまの目で見て手直しが必要そうな箇所を指摘していきます。
検査が済んだあとは、テーブルに集まって引き渡しの書類や支払関係の最終確認です。
これから夏本番で暑くなっていきますが、木の優しい空間に包まれて、涼しく過ごせそうなT様邸。
日々の暮らしと趣味を楽しめる木の家で、豊かな時間をご家族で過ごしていただけますように。
完成、本当におめでとうございます。