地鎮祭から約2か月。 東区で進行中のA様邸が上棟を迎えました。
梅雨の時期に上棟を迎える工程でしたので天気が心配でしたが、
その日の午前は晴天となり、無事予定通り棟上を行うことが出来ました。
こんなにいい天気なのに、これから雨降りとの予報・・・。
現場に伺うと、晴れているあいだに建物の内部を濡らさないようにと、
棟梁と大工さん方がてきぱきと作業していました。
スピーディー!ですが、皆さん汗がすごい!お疲れ様です。
二世帯住宅となる、A様邸。正面から見るとかなりボリュームがあります。
この日は平日で、ご主人が仕事で上棟に立ち会えなかったため、
大工さん方にお昼をふるまわれるスタイルで、上棟のお祝いとなりました。
お弁当と飲み物、それに手土産とご祝儀をお施主様にご用意していただきました。
さて、その後、現場では奥様と、設計の松野尾さん、施工会社さんとで
外壁材の打ち合わせをされていましたよ。
木材は米松(レッドシダー)。塗装を少しかけ色味を加えたものをずらーっと貼るようです。
聞けば、外壁の木の下にはサイディング材を貼るとのこと。二重の外壁のような感じ・・・?
これは近隣で火災が起きた際、隣家からの延焼を防ぐ目的で、
定められた範囲には燃えにくい素材を使いなさいよ、という建築基準法の決まりに合わせたもの。
外壁全体に木を使いたいといった場合には、
防火構造のサイディング材を施工した上に、木を表面材として貼るということをやるそうです。
(尚、上記はA様邸の例なので、計画ごとに確認が必須です)
お施主様側の要望を叶えるため、こういうときにプロのアイデアが必要になります。
施工:今村工務店
サポート:フォルツァ株式会社