『人と犬と猫が快適に暮らせる家』づくり中のK様ご夫婦。
8月に地鎮祭を行い、その後着工。そして先日、上棟を迎えるということで現場に参りました。
■設計:ソルト建築設計事務所
■施工:株式会社 道津建築舎
■サポート:フォルツァ
暑かった真夏の地鎮祭とうって変わって、寒空の下、建ち上がった『人と犬と猫が快適に暮らせる家』。
道路からひとつ高いところにある住居は平屋、その下はRC造の堀車庫になっています。
上棟の直会(お昼の食事)は建て主であるK様ご夫婦に人数分のお弁当をご用意いただきました。
最初は堀車庫のなかで、と考えていたそうなのですが、あまりに車庫のコンクリートが冷えており、上の建物のなかのほうが眺めも良いし、そこでしましょうということで急遽、場所替え。
午前中の作業を終えた大工さんたちと一緒にお弁当をいただきました。
こちらでは設計の西岡さんと、大工さんたちが建物の模型を見ながら、何やら相談中。
天井の造りはこんな感じ。
縦横の見た目の変化が面白いですね。
このピッチは部屋ごとで少しずつ違っていて、完成時、天井と内装がマッチするように設計されているそうです。
こちらの写真はちょっと分かりにくいですが、室内への入り口となるライトコート(光庭)の天井にあけられた天窓です。この光庭は、建物の中央に位置しています。
ここで、建て主さまの愛犬、愛猫がくつろぐ様子が目に浮かびますし、人間の目線でももちろん…(こんな風に妄想)…
地上の玄関から階段をトントンとあがり、光庭を通ってただいま~と室内へ入る。
すると、リビングには薪ストーブがあって炎が揺らめいている…なんて風にイメージしてみますと、とてもわくわくしますね。
上棟のあとは屋根、サッシ、床に壁とどんどん工事が進み、家らしくなっていきます。
完成は来年。春の足音がきこえてくる時季を予定しています。
最後のおまけ。
寒い寒い現場で、職人さんの飲み物を温かいままキープしておくための工夫!
追い炊き機能なんて無かった昔のお風呂の保温で使うような(名前が分かりませんが)装置が突っ込まれています。
バケツに張られたお湯から湯気がほわほわと。はじめて見ましたが、すごい!